吹抜けと言う選択肢 Vol.5
この4月から始まる
省エネ性能説明義務化。
そして
改定省エネ基準が施工されて
一次消費エネルギー消費量が
省エネの物差しとなり
ますます住宅性能に関する意識が
高まっている様に感じる今日この頃。
断熱性能と気密性能をイコールで
考えた時、大切にしたいのかC値
断熱性能は机上での計算に基づき
その内容がどんな省エネ性能なのかを
説明義務にしますが、実際に
その説明する省エネ性能を
引越して住んだ時に感じるのはお客様。
そして
きちんと気密が施工されてこそ
省エネ性能が十分に発揮されるのでは
ないでしょうか。
そこで十分に省エネ性能を感じて頂く為に
我々はC値に拘ります。
C値と言う数値は
現場での施工精度(造る人の技術)に
とっても重要な役割があるのです。
数値が小さい程に
隙間が無い家=冷暖房が効く家。
たった数ミリの隙間の為に計画換気に
影響したり、結露にもつながる可能性が
あるからこそ、現場監督や大工さん
他の職人さんたちとシビヤに向き合って
施工するのが我々の家造りなのです。
気密を意識して工事を行うのと
意識せずに行うのでは明らかに
精度に違いが現れます。
先日もソーラーサーキットの現場で
気密測定をした結果、C値=0.4㎝2/m2
ととても良い測定値。
結露の仕組みやその危険性を意識して
結露を防ぐ必要性と施工をしっかりと
行う為にもC値を持って確認する事は
大切な事なのです。
おわり。