私たちが外断熱工法をおすすめする理由
構造体と断熱材の間にスキマがなく、均一な断熱性と高い気密性を確保できます。
それにより、冷暖房の効果が高く、ランニングコストが低く抑えられます。
断熱材によって構造体が外気から守られるので結露・カビ・腐食の心配がありません。
基礎部分も断熱材で覆うので、冬でも床や足元が冷えることがありません
天井裏や床下も外気の影響を受けず、スペースとして利用できます。
一番重要なのはどの断熱材を施工するのであれ、どんな工法であれ
気密・断熱性能に一番重要なのは正しい施工方法を知り
隙間なく丁寧に、断熱材施工をすることです。
熱は隙間から逃げていきます。また、湿気も隙間を移動してしまい壁内の結露がおこる原因となります。
壁内の結露は、カビの原因となり断熱材が濡れてしまうため、思った効果を発揮できなくなってしまいます。
すきま風も通さない気密性能
閉じるべきところ、見えないところも、きっちり隙間なく、
ていねいに施工していくのが私たちの施工です。
暖まった空気を逃さずに、計画的に空気を取り込むために、
断熱材の継ぎ目の処理にも工夫があります。
SC気密シーリングテープ
断熱材の継ぎ目を塞ぎ、家の気密性を高める気密シーリングテープ。
耐久性、伸縮性に優れ、躯体の経年変化に柔軟に対応します。
一層張り仕様 SCフォームSL
ボード状断熱材を組み合わせることで長期の気密保持を実現する「気密相欠き構造」
外断熱に使用する断熱材
ポリエチレン樹脂に発泡剤を加えて発泡させた押出法ポリスチレンフォームによる断熱材です。
柔軟性や断熱性、防水性があます。高性能なノンフロン断熱材なので
燃えたときの有害性も少なく環境にも優しいとされています。
よく使用される住宅断熱材との比較
断熱材の種類 | 熱伝導率 | 工法 | 特徴 |
---|---|---|---|
グラスウール | 0.034-0.050 |
充填 |
安価でよく使われる。防湿対策の施工が同時に必要。 |
ロックウール | 0.038 |
充填 |
熱に強く、燃えにくい。防湿対策の施工が同時に必要。 |
セルロースファイバー | 0.040 |
充填 |
比較的、高価。充填が甘いと沈下し、断熱性を失う。 |
ウール | 0.040 |
充填 |
比較的、高価。動物性アレルギーの方は要注意。 |
ビーズ法ポリエチレンフォーム | 0.034 |
外張 |
いわゆる発泡スチロール。シロアリに弱い。 |
押出法ポリスチレンフォーム | 0.024 |
外張 |
熱に弱い。シロアリに弱い。 |
硬質ウレタンフォーム | 0.024 |
充填・外張 |
日光や水に晒されると劣化しやすい。シロアリに弱い。 |
フェノールフォーム | 0.020 |
外張 |
比較的、高価。吸水性が高く、水に弱い。シロアリに弱い。 |
※熱伝導率(W/m・K)/数値が低いほど熱伝導率が低く、熱を通しにくい素材です。
デメリットを払拭できる、ご提案
外断熱の気密性のすばらしさは、多くの方が知るところですが 二の足を踏むのは総じて“シロアリの被害に弱い”という、この一点です。 「薬剤の塗布や散布は本当に子どもや赤ちゃんに影響しないの?」というご心配。 また、「熱に弱い断熱材は本当に大丈夫?屋根の断熱材が暑くならない?」というご意見。 大丈夫です。お任せください。
シックハウス症候群などのように健康被害を与える心配のない、薬剤なしの特許防蟻法「ターミッシュメッシュフォームシステム」を採用しています。シロアリが通り抜ける事が出来ない網目を有する高品質のステンレスメッシュを家屋の侵入ポイントに隙間なく取付ける事で、長期に渡って家屋をシロアリの侵入から守ります。一旦取り付けると薬剤のような再処理の必要がありません。
24時間換気システムで、屋根が暑くなる季節も大丈夫です。屋根の断熱材が熱でヘタることもありませんし、換気システムにより計画的な換気でお部屋の空気が常にさわやかに保たれます。空気の質にこだわった第1種換気システムには防虫フィルター・外気洗浄フィルター・高性能除塵フィルター・全熱交換エレメントでキレイな空気だけを室内に取り込むことができます。
耐震等級 | |
---|---|
耐震等級1 ★☆☆ | 建築基準法(法律)※ と同程度の建物 |
耐震等級2 ★★☆ | 等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる |
耐震等級3 ★★★ | 等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる |
※建築基準法に制定する建物とは「想定される地震」と「被害」を次のように見ています。
数百年に1度発生する(住宅の密集する都市で震度6強から7強程度)の地震に対して、倒壊・崩壊しない
数十年に1度発生する(住宅の密集する都市で震度5程度)の地震に対して損壊しない
ちょっと「いい家」の理屈はなんとなくわかった!でも体感してみないとわからない。
本当に費用対効果があるの?とお思いの方
ぜひ、モデルハウス「 暮らし、ひろがる家」にお越しください。
室内の快適な温度や空気感を実感いただくとともに、
断熱材や、換気システム、制震ダンパーなどの本物を見ていただけます。
耐震に重要なのは技術力と正しい知識で
設計図通り、丁寧に施工をする、ということなのです。
制震装置Jダンパーはオイルの粘性抵抗を利用した、高い減衰力を誇るオイルダンパーです。ブレーキのように揺れを吸収することで地震の力にブレーキをかけます。建物を変形させようとする地震の力を制震で熱エネルギーに変換し消費させる「制振」という考え方を元に建物倒壊等の危機を削減し、安全性を確保します。また、Jダンパーは軸組1壁面に1本設置で十分に効果が得られるため、建物全体での設置数が抑えられ、ローコストで高いコストパフォーマンスを誇ります。
MODEL HOUSE
地震の時も強い家、設計は耐震等級2以上で構造計算いたします。
耐震等級は、設計図面の上での構造を公式に当てはめ、計算した
カタログ数値のようなものにしかすぎません。
図面上の等級がいくつであれ、施工で杜撰なものであれば
地震が起きた時にその性能を発揮することなく損壊・倒壊してしまいます。
技術や性能に関してもっと詳細を知りたい方へ
ぜひ、私とお話しましょう!
元技術職・現営業マンの中野は技術力や性能に関しての話が大好きです!
お医者様や理系の先生のお施主様は、興味深く話を聞いて
いただけたり、逆にこちらが答えにくいようなご質問を
されたりするのですが、技術や性能の話は難しい内容が多く
大多数の方には嫌厭されがちです 笑
性能・技術に納得して「家づくり」をされたい方は、ぜひ
モデルハウスでお話ししましょう!