15
April
あれから5年。
九州、熊本を襲った地震から
5年の歳月が経つ。
今もなお不自由な暮らしを強いられて
方が多くいらっしゃる現実。
『前震』と呼ばれる揺れと
最大余震が発生し
2度の大きな揺れによって
傾きかけた建物が完全に崩れる等
建物への影響が大きかった事は
今でも記憶に新しい。
家を造る側として
まだ新しい建物までが倒壊してる映像は
大変ショッキンな光景だった…
何時も思う事は
造り手側の判断で
建物はどうにでも出来る怖さ。
企業の業績や、個人の成績等
にわかな知識と経験不足で
簡単に建てられしまう住宅。
先日も建築家が言っていた。
『お付き合いのある家族経営の
工務店の息子さんが、CADソフトで
成り立つ間取りの相談を受けたが
全くもって成り立っていない…
機械に頼りすぎてしまい、本来
抑えるポイントが正しく無かった…』
と。
被害は自然災害で起こきてしまうが
その時、人の命を守る為に
耐震性等の安全性がある。
その基本を機械によって簡単に
無理な間取りが出来てしまう事に
警鐘を鳴らしていた。
あれから5年。
何度でも過去の事から学び
未来への夢と希望に貢献できる
そんな物造りをしたいと思う
今日この頃である。
おわり。