10年一昔。
10年一昔と言うが
お客様との打合せの度にそう思い
常に日進月歩の現代に勉強させられる。
当時の省エネ電球は蛍光灯!
長寿命で経済的と建築士の試験にも
登場する一般常識だった。
その性能を生かした技術で
夜間、ナイトライトとして
日一晩中点灯していても気にならないと思い
階段付近や2階の廊下等の共用部に
取付を行った。
設置の理由は、子供が小さく
階段から落ちない様にや
夜間のトイレに電気を付けなくても
辿り着ける様にがその理由。
そして、非常時には
携帯電灯として使えたり
停電時には保安灯としても使えたりと
とっても便利だと考えた。
所が、家族の成長と暮らし方・住まい方が
変わり、共有部の使い方はしっかり電気を
付けて動く当たり前の生活となり
夜間、寂しく電気ぐ付いているだけに…
また、青色発光ダイオードの実用化で
目覚ましく進化して行くLED照明!
LEDになった事で簡単リモコン操作により
小さな明かりに変えられて、しかも
これからはAI(人工知能)によって
声で反応、リモコン要らずと
ますます便利に!!
何となく時代遅れとなったナイトライトは
日々の暮らしてコンセントと言うカタチで
役に立っているが…
だったら普通のコンセントで
良かったかも…
造り手の想いは使用者(金庫番)には
全くもって届かず…
今思えばナイトライト・保安灯として
使うならば、分電盤のある場所か
非常時に逃げられる場所
(玄関が分かる付近)
に設置して置けばいつかは役に立つかもと
思う今日この頃。
10年一昔。
経験から学び
新作を活用した住まい方を
便利と省エネ生活と言ったカタチで
新しい暮らしを常に考え
皆に快適生活のお手伝いを致します。
今夜も帰宅する頃には
ナイトライトが待っているが…
え?
待っているのが蛍光灯?
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おわり。