10
January
感慨深い物語。
午後から家造りをお考えのお客様宅を訪問し
どうしてお家を造りたいと思われたか
話を聞く事に。
建て替えをご検討していらっしゃるが
その理由は、建物の老朽化と冬の寒さを
解消したいからとの事。
そして、せっかく建てるので有れば
今の悩みを解決して、先々の不安要素も
解消出来る家に住みたいと。
そんな願いがあった。
当然である。
その当時
家造りはお客様を招き入れるや
とにかく造って住めたら良い等の
考え方の上、値段はお値打ちだったが
機能性・住む人の要望・今の様な法整備も
無く、住むのには事足りるが、月日が経ち
家も古くなり自分達も歳を重ねて
今の時代にそぐわない様式となり
等の背景がある。
当時を思い起こしながら
長年住み慣れたお家の事を
今の家の悩みを聞き始めると
話は尽きる事無く、気付けば
3時間も経っていた・・・
様々なハウスメーカーさんや
工務店さんの話もたくさん聞いたが
結局の所、結論が出ず。。。
こんなに情報が溢れている現社会でも
解決策が見えないとは・・・
ひょっとしたら
家を売るのが仕事となっていて
ニーズに合わない家造りが多いのではないか?
悩みを解決出来る人がいないのではないか?
等、考えてしまう。
家ってなんだろう…
暮らしってなんだろう…
その先の幸せや豊かってなんだろう…
とても感慨深いお話しで
時間が経つスピードが早かった!
我々の持つ知恵が、技術が、人が
お役に立てれば良いのだが。。。
おわり