23
January
皆が同じ方向を向くお仕事
13時
お昼ご飯を某カレーハウスに入り
カウンターで注文する。
すると、電話注文で30個のテイクアウト
が入る。
店長はお昼のピークを過ぎ
ご飯が少なくなり、現在炊いている最中だから
40分後ならOKと女性パートさんに
伝える。
電話を取った女性パートさんは
注文者さんとの対応が上手く出来ず
電話を店長に代わる。
店長は全てのお客様にご迷惑を掛けずに
理由をちゃんと伝え20分後ならと
15個のオーダーを取る。
現在のご飯の量を想定しながらである。
しかも料理をしながら又、オーダーを
記憶しながら。
その間、お昼を過ぎても
お客が入れ替わり立ち代わりする。
何事も無いかの様に
女性パートさんは接客をする。
その光景をスマホを見ながら
忙しさにつられて
ついつい何時もの癖で
飲み込み食べをするナカノ。
店内では女性パートさんへ店長から
的確な判断の優しい言葉か掛かる。
女性パートさんも
ちゃんと解っている。
お客の為に皆が役割を果たし
それでいてお客様ファースト。
いい、チームワークだ。
カウンターの目の前で行われている光景を
他のお客は知らない。
いそいそと食べ終え
レジで会計を済ませるナカノは
女性パートさんに声を掛ける。
いいチームワークですね!
また来ます。
女性パートさんは
何事もない様にニコッと微笑む。
我々も見習うべき所が沢山ある
普通の日常の光景である。。。
おわり