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日進市 K様邸
■土地面積 316.13㎡(51.45坪)
■建築面積 189.37㎡(31.11坪)
■延床面積 190.01㎡(57.50坪)
■家族構成 ご夫婦+お子さま3人+ワンコ1匹
■工法 木造+鉄筋コンクリート造(混構造)
積極的な情報集と行動力で
理想の土地を手に入れるも、施工店選びに苦戦…
家は一生涯の中でも大きな買い物の一つだからこそ、あれこれ悩むもの。しかし、納得できる住まいを手に入れるには、時には“攻めの姿勢”も大切かもしれません。今回は、積極的な情報収集と行動力で理想の暮らしを手に入れたK様の家づくりをご紹介しましょう。
K様が家づくりを検討されたのは、お子様たちがまだ幼かったころ。「いつかはマイホーム」と思いながらも土地探しからの家づくりは難航したと言います。ご主人は「インターネットや不動産会社で情報収集をするものの、予算との折り合いがつきませんでした。また、そこの土地での暮らしが想像できなかった」と当時を振り返ります。一方、多くの物件に出会ったことで土地選びの基準が明確になり、様々な情報に触れる大切さを実感したと言います。
そして、それから数年は“土地迷子”の状態が続いたそうですが、ある日、いつものように不動産サイトをチェックすると、現在の土地情報がアップされていたそう。
「広さ・予算ともに満足できるものだったので、翌日にはアポイントをとり現地へ足を運びました。閑静なエリアながら公共交通機関へのアクセスも良く、周辺環境もバッチリだったので決断ました」とご主人。この諦めない姿勢と素早い行動力、そして決断力が功を奏し、理想的な土地を手に入れることができました。
念願が叶い、家づくりに向かって走りだしたように見えたK様でしたが、新たな試練が訪れます。それは施工店選びです。
実はK様の土地は、前面道路から最大6mほどの高低差がある傾斜地。「ハウスメーカーと大手工務店合わせて7~8社回りましたが、すべて土地の形状を理由に断れました。中には、プランニングまで進んだ会社もありましたが、平屋と地下ガレージを作りたいいう私たちの要望を無視したものが出来上がり、とてもがっかりしました」と肩を落とす日々が続いたと言います。
RC造×木造のハイブリッドで叶えた理想の空間
難易度の高いリクエストにも応える施工力に感動!
「もう、施工店が提案するようなプランにした方がいいかもしれない…」。
理想の暮らしを求めてここまで妥協せず頑張ってきたK様は半ば諦めモード。
そんな折、お知り合いの方から当社を紹介されたそう。「知り合いの知人がケイエスケイさんのOBで『担当の方が真摯になってくれたからすごくいい家づくりができた』と言っていたので興味が湧きました」。
その後、思い立ったらすぐ行動派のK様は、早速当社のモデルハウスにご来場くださいました。「真夏に訪れましたが、足を踏み入れた瞬間から信じられないくらい涼しくて!クリーンな空気を感じました」と奥さまは声を弾ませます。ご主人は「断熱を得意としているケイエスケイさんの技術力や施工力を体感して、『ここならデザインも性能も納得できるはず』と確信がありました」とにっこり。
そこから私たちとK様二人三脚での家づくりがスタートしました。
まずプランニングでは、K様が当初から希望されていた「ガレージ」と「平屋」をどんな形なら実現できるか検討することから始めました。土地調査の結果、ガレージ部分はRC造、家屋は木造で仕上げることで、土地のポテンシャルを最大限に引き出しながら、居心地と安心の性能を両立させることができました。
また、住まいについてかなり勉強したというご主人。「ケイエスケイさんに相談したことで、思い描いている暮らしがより具体的になりました。間取りを考えるのは楽しかったです」という言葉にあるように、ご自身でプランを設計されました。当社では、出来上がったイメージを形にするため、パッシブデザインを採用し、省エネ等級5や長期優良住宅に適用できるようお手伝いをいたしました。
洗練された大人空間をかなえた6つのポイント
1.高低差を活用した広々地下ガレージ
愛車のためにもガレージは譲れない第一条件でした。高低差をいかしてRC造の地下ガレージを新設。元の擁壁から1mほどセットバックし、3台駐車しても余裕の広さを実現しました。地下ガレージの壁と天井は強度を高めることで、地上階の領域を広げることもできました。
アプローチの踏面は40㎝と通常よりも10㎝広く設定。傾斜をなだらかにすることで生まれるゆとりは、日々の余裕にもつながります。
2.シックで印象的なファサード
ガルバリウム鋼板と木目調の軒天の組み合わせがモダンな雰囲気。リズミカルに配置した柱が印象をぐっと引き立てます。深い軒のメリットは、夏は暑い日差しを遮り、冬はポカポカの陽光を室内に取り入れることができること。パッシブデザインの一つです。
3.大開口で外とつながるリビングでおうちリゾート気分
LDKはおよそ25畳。天井高は通常よりも1.5倍ほど高い3.2mとしました。高窓からの採光との相乗効果で実際よりも広がりを感じる空間です。さらに幅2.2mの折りたたみ窓を開放するとタイルデッキとつながり、心地よい風が流れます。
LDKは防音仕様にしており、120インチのスクリーンを設置。おうちシアターに家族が集います。
南に面したタイルデッキは、深い庇と壁で覆うことで、隣家からの視界を遮り、プライバシーの確保にも一役買っています。
4.インテリアとして空間に彩りを添えるキッチン
まるで家具のようなアイランドキッチンはトーヨーキッチンを採用。背の高いご主人もラクラク作業ができます。
また、キッチンの雰囲気にマッチしたダイニングセットもトーヨーキッチンのもの。奥さまは「実は家づくりを検討し始めた10年近く前に購入したもの。このテーブルが似合う空間を作りたかったんです」と笑います。インテリアをはじめとした空間デザインは感度の高い奥さまがプロデュースしました。
ステンレスの飾り棚はお気に入りを並べたギャラリー。背面パネルにはアイカ工業の大理石調のメラミン化粧板を配置し機能面も◎。
5.オンとオフを切り替える洗面&バスルーム
海外のホテルのように洗練されたバスルーム。ワイドなボウルに2口の水栓を設置しスッキリと仕上げました。朝の混雑もなくなり、ストレスもなくなったとか。
ご主人のリクエストでバスルームにはワイドサイズの窓を設置。「夕景を眺めながら湯船に浸かる瞬間は最高ですよ!」と毎日のリラックス習慣となっているそう。
ウオークインクローゼットは廊下を挟んで子ども部屋と寝室からアクセスしやすいようにコの字型に配置。洗面脱衣所へ一直線でつながり、動線にも無駄がありません。
南向きの子ども部屋のランマ部分をアクリル板にしたことで、家の隅々まで光が届きます。
約10年の歳月をかけた土地探しからの家づくり
「人生で初めての家づくりに後悔はありません!」
「多分、人生最初で最後の家づくりになると思いますが、やりたいことはすべてやりつくしたので、後悔はまったくありません」とK様ご夫婦。
最後に、家づくり成功の秘けつを尋ねたところ、「素人だからとすべておまかせするのではなく、自分で納得するまで調べることも大切。住まいは一生のことなので、疑問点などは担当者に確認することが大切だと思います。ケイエスケイさんにはさまざまな事例があるので、レスポンスも早く、やり取りに不安はありませんでした」と力を込めます。
土地探しをはじめてから約10年の歳月をかけて手に入れたあこがれのマイホーム。引っ越してからは愛犬を新しい家族に迎え、おうち時間が充実しているK様。穏やかな時間が流れる中、お二人は満足そうな笑顔を浮かべます。