02
June
古民家再生物語。
応接間の床撤去作業の為に
ずっと敷き詰められていた
絨毯の撤去を行い木材の解体をする事に。
どんな床材か貼ってあるかは分かっていだが
全ての家財・絨毯等を取り除き
全貌を確認するのは今日が始めてだ。
大正時代から昭和初期に建てられた
日本屋敷のK様邸ではあるが
ナカノの経験上、当時の技術では
考えられ無い床材が貼ってあるのだ!
今でこそアンティークデザインとして
ニーズがあるヘリンポーン!
そして、縁取る幾何学模様!
100年もの昔に敷き詰められた技法
とは思えない凄い物を見た気がする!!
大工さんと本当に1枚1枚取付けてあるの?
や、何か特殊な工法なのか?等を確認する
為に取り外して見た!
すると
やっぱり1つづつのピースを手間暇掛けて
取り付けられていたのである!!
個人邸宅でこの様な技法をみたのは
初めてだ!
壊すのはとっても惜しい気がするが
新たな暮らしの為に、いざ仕方がない…
ただ
部分的な所を上手に取り除き
再利用してデザインとアクセントに使う事に。
再利用する事によって
お客様の喜んで下さる顔が目に浮かぶかと
想うと、また楽しみな仕掛けが増え
いっそうにやる気スイッチが入るのである。
おわり。